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環境省、水島港でヒアリ3000個体以上確認

2026年8月31日 (月)

調査・データ環境省は28日、岡山県の水島港で23日に確認されたアリについて、専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物のヒアリであることを確認したと発表した。今年度28事例目の確認で、港湾関係者や自治体と連携して周辺調査と防除を進める。

▲今回確認されたヒアリ(出所:環境省)

岡山県が水島港で実施した港湾調査で、コンテナヤード内に蔵置されていたコンテナと地面の隙間や、コンテナ下の舗装面、その周辺からヒアリが見つかった。確認されたのは働きアリ3000個体以上、羽アリ約100個体、女王アリ1個体のほか、卵、幼虫、サナギ多数。

23日には調査事業者がコンテナ外部を移動するヒアリと疑われるアリ約500個体を確認し、周辺に殺虫餌を設置した。24日には港湾関係者と環境省が現地確認と防除を実施し、働きアリ2500個体以上などを追加で確認した。コンテナ下部の舗装面にある割れ目や継ぎ目から土中へ出入りする状況も確認した。

環境省は中国四国環境局を通じ、岡山県などの関係機関に対し、対象貨物の搬送に関わったコンテナ管理者やコンテナターミナル管理者などへの周知を依頼。同じルートで今後製品を輸入する際には、ヒアリなど特定外来生物の付着・混入がないよう注意し、発見時の対策を準備するよう求めている。

事業者には、コンテナや積荷でヒアリ類と疑われるアリを確認した場合、逸出を防いで速やかに環境省へ連絡するよう要請している。外来生物法に基づき、ヒアリ類の疑いがある段階でコンテナや積荷の移動制限・禁止命令、ヒアリ類と同定された後には消毒や廃棄の命令が出される場合がある。

環境省は今後も港湾関係者や自治体などと協力し、確認場所周辺で調査と防除を続け、定着防止を進める。

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