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11/8決算発表企業、近鉄エクス・福山通運など10社

2016年11月8日 (火)

財務・人事11月8日決算発表企業は次の通り。

近鉄エクスプレスAPLロジの損失響き営業益35%減
福山通運人件費・傭車費かさみ営業益12.7%減
住友倉庫海運事業の不振響き減収減益
トナミホールディングス輸送量増加基調で推移し増収増益
名鉄運輸8社子会社化効果で増収増益
ケイヒン国内物流部門は堅調だったものの、国際部門が不…
遠州トラック夏物商品や生活関連貨物の取り扱いが堅調に推移…
東部ネットワーク主力の清涼飲料輸送部門で同業他社との提携強化…
南総通運既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的…
玉井商船新興国向けカーゴの減少に伴うバラスト航海の増…

■ケイヒン
国内物流部門は堅調だったものの、国際部門が不調で大幅な減収減益。

国際物流事業は、国際運送取扱業が複合一貫輸送や海運貨物、プロジェクト貨物の取り扱いが減少したほか、輸出車両の海上輸送の取り扱いが減少し、売上高が33.6%減少。港湾作業も船内荷役・沿岸荷役とも減少し19.8%減、航空運送取扱業でも輸出貨物減により5.9%減となった。これにより、国際物流事業全体では売上高31.2%減、営業利益51.8%減少だった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
20,883-13.9%10,366-12.6%
営業利益
387-52.3%1.9%190-42.8%
経常利益
326-56.7%1.6%----
当期純利益
212-58.2%1.0%----

ケイヒン

■遠州トラック
夏物商品や生活関連貨物の取り扱いが堅調に推移したものの、一部配送センター業務の縮小などが影響し、売上高は減少。利益面では、業務運用改善を重ねたことに加え、引き続き燃料価格が低調に推移したことにより営業原価が低減し増益となった。

セグメント別では、物流事業の売上高が110億1900万円(1%減)で、このうち輸送部門が71億4300万円(1.5%減)、倉庫部門が38億7600万円(微増)だった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
11,120-1.1%5,6390.7%
営業利益
53136.2%4.8%28560.1%
経常利益
51451.9%4.6%----
当期純利益
34296.8%3.1%----

遠州トラック

■東部ネットワーク
主力の清涼飲料輸送部門で同業他社との提携強化が奏功し輸送量増加となったほか、商品販売部門で石油製品が堅調に推移したこともあって増収を確保した。営業利益は、減価償却費の負担増などにより減収となった。通期予想に対しては高い数値で推移している。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
7,3517.7%3,78311.2%
営業利益
597-23.1%8.1%281-32.8%
経常利益
583-28.6%7.9%----
当期純利益
377-31.3%5.1%----

東部ネットワーク

■南総通運
既存顧客との取引拡大と新規顧客の開拓を積極的に推進したほか、コスト削減のため輸送の効率化と経費節減にも取り組み増収増益となった。通期予想に対する進捗率も、売上高、営業利益、最終利益すべてで好調に推移している。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
6,3182.6%3,1663.0%
営業利益
76718.5%12.1%35925.1%
経常利益
75219.8%11.9%----
当期純利益
50632.9%8.0%----

南総通運

■玉井商船
新興国向けカーゴの減少に伴うバラスト航海の増加、全体的な海運マーケットの停滞による運賃の低迷、さらには円高の進行などにより、大幅に悪化した。売上高は17億4200万円(41.8%減)、営業損失は4億3600万円、経常損失は5億5000万円で、特別損失として減損損失4億400万円を計上した結果、四半期純損失は8億7800万円となった。

2016年9月中間決算
当期実績(百万円)
前年同期比
対売上高利益率
直近3か月(百万円)
前年同期比
売上高
1,742-41.8%1,098-29.3%
営業利益
-436-----26--
経常利益
-550--------
当期純利益
-878--------

玉井商船