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住友倉庫、EC関連輸送拡大・文書保管も堅調に推移

2020年2月5日 (水)

ロジスティクス住友倉庫が5日に発表した2020年3月期第3四半期(19年4-12月)決算は、売上高1435億6500万円(前年同期比2.9%増)、営業利益84億7300万円(29.3%増)の増収増益となった。

主力の物流事業は、部門売上1178億4200万円(4.1%増)、部門利益84億5400万円(9.4%増)の増収増益。Eコマース関連の輸送が拡大し、陸上運送・その他部門が383憶1600万円(10.5%増)と売上げを伸ばした。また倉庫業では、文書など情報記録媒体の取り扱いが堅調に推移したほか、港湾運送・国際輸送の各部門も堅調に推移した。

海運事業は、林産品と東アジア向けコンテナの輸送数量の減少に加え、為替が円高に動いたことから部門売上188億4900万円(3.7%減)、部門損益2億7200万円の損失(前年同期損失12億200万円)の減収減益となった。運賃水準の回復と回送費の削減で損失額は大幅に改善している。

■決算集計(見出し:年/決算期/四半期、[]:前年同期比、単位:百万円)
 20/3/3Q20/3/中間20/3/1Q19/3/通期
売上高143,565 [2.9%]95,231 [5.8%]47,135 [6.9%]186,172 [5.9%]
営業利益8,473 [29.3%]5,551 [40.8%]2,631 [38.3%]8,795 [-14.6%]
最終利益6,932 [72.3%]4,302 [152.6%]2,490 [12%]6,912 [-17.3%]
売上高営業利益率5.9%5.8%5.6%4.7%