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主要コンテナ航路動向、2月の日中往航21.3%増加

2017年4月24日 (月)

調査・データ日本海事センターがこのほど発表した主要定期航路のコンテナ貨物荷動き動向によると、貨物量はアジア域内航路、欧州航路の往航、日中航路の復航が減少したが、北米航路、欧州航路の復航、日中航路の往航は増加した。

北米航路は、往航(3月)が112万3501TEUで前年同月に比べ10.2%増え、2か月ぶりのプラス。3月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は39%増、1TEUあたり2390ドルで6か月連続のプラス。

復航(1月)は54万8334TEUで10.6%増となり、8か月連続増加。3月の運賃(ニューヨーク-塩田間)は4%減の1TEUあたり720ドルで2か月ぶりのマイナス。

欧州航路(2月)は往航が93万2557TEUで9.2%減で2か月ぶりマイナス。3月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は78.1%増の1TEUあたり1140ドルで11か月連続のプラスだった。復航は58万858TEUで4.3%増となり2か月連続プラス。3月の運賃(塩田-英フェリックストウ間)は20%増の1TEUあたり780ドルで4か月連続のプラスだった。

日中往航(2月)は重量ベースで106万9630トン(21.3%増)で4か月連続プラス、金額ベースでは6773億円(23.8%増)で4か月連続のプラスとなった。3月の運賃(横浜-上海間)は8.8%増の1TEUあたり370ドルで10か月連続のプラスとなった。

復航(2月)は重量ベースで129万8380トン(14.9%減)、金額ベースでは25.6%減の7444億円で2か月ぶりのマイナスとなった。3月の運賃はほぼ横ばいの1TEUあたり610ドルで2か月連続のプラス。

アジア域内航路(2月、日中韓台香+ASEAN)は85万4873TEUで16.4%減で2か月連続のマイナス。3月のアジア域内コンテナ運賃指数は2.6%増の1TEUあたり758ドルで4か月ぶりのプラスだった。