ロジスティクス日立物流が27日に発表した2017年3月期決算(IFRS)によると、売上高は国際物流部門で円高進行による為替影響を受けたことで2.2%減収。営業利益は増収の影響や作業生産性の向上などから4%の増益となった。
国内物流は、顧客の外部環境変化による取扱物量の減少があったものの、流通小売、飲食関連の新規案件の稼働や、前年度に立ち上げた案件の本格稼働により、2%の増収となった。セグメント利益は増収影響や作業生産性の向上で7%の増益。
国際物流は海外で日用品、自動車関連などの新規大型案件による増収要因があったものの円高進行による為替影響を受け、8%の減収。セグメント利益は、欧州でインターモーダル事業が堅調に推移したほか、事業全般の構造改革効果により1%の増益となった。
■2017年3月期決算
期初からの累計実績(百万円) | 前年同期比 | 対売上高利益率 |
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売上高 | 665,377 | -2.2% | |
営業利益 | 29,466 | 4.0% | 4.4% |
経常利益 | 31,555 | 13.6% | 4.7% |
最終利益 | 18,703 | 33.5% | 2.8% |