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千葉県の運輸交通業、107事業場で労基関係法令違反

2017年8月30日 (水)

話題千葉労働局は、2016年4月から17年3月までに「長時間労働が疑われる」461事業場を対象に労働基準監督署が監督指導を行った結果、51.2%にあたる236事業場で違法な時間外労働を確認し、是正・改善に向けた指導を行ったと発表した。

このうち実際に月80時間を超える時間外・休日労働が確認されたのは191事業場(80.9%)だった。

また、343事業場(全体の74.4%)で労働基準関係法令違反があり、全国平均の66%を大きく上回った。運輸交通業は重点監督が行われた127事業場のうち84.3%にあたる107事業場で同法令違反が確認されたほか、健康障害防止措置違反も13件と多さが目立った。

同労働局では「今後も月80時間を超える時間外・休日労働が疑われる事業場などに対する監督指導の徹底をはじめ、長時間労働の是正に向けた取組みを積極的に行っていく」としている。