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ZMP、車両走行テスト向け計測サービス開始

2017年10月11日 (水)

調査・データZMPは11日、タブレットPCを用いるロガーシステムを使った公道での走行データ計測サービスの受注を開始した、と発表した。

車両の性能評価やADAS技術開発で、ベンチマークのために同じセンサーシステムで複数車両のデータを短期間に計測したい、というニーズに対応するもので、共用のテスト車両やレンタカーなど、限られた期間・リソースによる車両のベンチマークテスト、走行性能の評価に活用できる。

車両を使うテストでは、社内の複数部署で使用している共用のテスト用車両やレンタカーを用いることが多いため、車両に配線や本格的な機材の取り付けが難しく、利用時間に制約があるケースもある。

ZMPの新サービスは、持ち運びしやすいタブレットPCをデータロガーとして使用し、センサーへの給電もタブレットPCから行う。センサーは最大400Gまで計測可能な6軸加速度&ジャイロセンサー、位置計測用GPSセンサーを使用し、車両CAN情報の取得にOBDIIコネクタを使用する。

同社のデータ計測実験では、設置開始から5分以内に計測を開始し、計測期間短縮を実現したという。サービス価格は5車種それぞれ2日間の走行で500万円(税別)から。

■公道走行データ計測サービス「RoboTest」
http://www.zmp.co.jp/products/robotest