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ZMP、首都高の高解像度走行データを発売

2021年4月16日 (金)

トンネル走行時のフロント4Kカメラ映像イメージ(出所:ZMP)

調査・データZMP(東京都文京区)は5月に、高解像度の映像を含む、首都高速道路走行時の計測データセットの試用版を発売する。同社はこれまでにも、独自の技術により首都高全線のデータセットを販売しているが、今回発売するのは、新たにジャンクションでの合流シーンやトンネル・カーブの走行シーンを含む、首都高速4号新宿線の上り・下り計27キロメートルのデータで、価格は税別18万円。

前方カメラによる映像は4Kの高解像度データで、遠方の車両・標識・白線・道路構造物などの豊富な情報を含む。また、左右と後方にはフルHDカメラを採用し、高精度走行空間センサーと組み合わせることによって、車両の全方位のデータを把握することが可能になる。同社は高解像度化が進む先進運転支援システムや、自動運転向けAIなどの開発・検証への活用を期待するとしている。