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内航輸送動向11月、依然、リーマン・ショック前の8割台

2010年12月9日 (木)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた11月時点の内航海運の輸送動向調査結果によると、10月から11月にかけての輸送量はリーマンショック(2008年)以前に対する比率が、80%台にとどまっていることが分かった。

 

輸送主要品目別にみると、11月(速報値)は鉄鋼が71%、原料が93%、雑貨が91%、自動車が93%、セメントが81%となっている。タンカーは08年8月から減少を始め、09年4月に対前年比率が90%を割り込んだ。10年1月以降は減少率の増加に歯止めが掛ったものの、依然として輸送量は漸減傾向が続いている。輸送品目別では白油が87%、黒油が74%、ケミカルが117%、特タン船が95%となっている。