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内航総連調べ、5月末動向、依然リーマンショック前の8割

2010年6月11日 (金)

ロジスティクス日本内航海運組合総連合会(内航総連)がまとめた5月末時点の内航海運輸送動向調査によると、貨物船の輸送量は緩やかな改善傾向にあるものの、4月(実績値)と5月(速報値)の前々年比率は、80%台に止まっていることが分かった。

 

4月から5月に掛けての輸送主要品目の前々年比率は、鉄鋼が76%→80%、原料が90%→88%、雑貨が79%→81%、自動車が109%→80%、セメントが75%→78%となっている。

 

タンカーの輸送量も1月以降、前年比率が上昇傾向にあるが、依然として輸送量の回復傾向は見られない。4月から5月の輸送品目別前々年比率は、白油が85→93%、黒油が76→76%だった。