M&Aキューネ・アンド・ナーゲル(スイス)は24日、中国の車載電池大手CATLと、電池物流や輸送の電動化、排出削減に向けた戦略的協業で覚書を締結したと発表した。欧州でのCATL関連輸送の電動化や、中国での大型トラック向けバッテリー交換実証などを進める。

(出所:キューネ・アンド・ナーゲル)
中国ではCATL系の「Qiji」が提供するバッテリー交換サービスを活用し、2026年中に大型トラックを対象とした実証を開始する計画。両社はこのほか、使用済み電池のリサイクルやアフターサービス、物流拠点向けの蓄電・充電設備についても連携を検討する。
協業を通じ、キューネ・アンド・ナーゲルとCATLは、それぞれの物流・輸送網におけるScope3排出量の削減を目指す。キューネ・アンド・ナーゲルは、道路貨物輸送の脱炭素化にはバッテリーEVの普及が不可欠とし、CATLの電池技術と自社の物流機能を組み合わせ、顧客を含むサプライチェーン全体の排出削減を図る。
発表によると、24年の電動トラック向け電池需要は前年比75%超増加しており、世界各地で大型電池工場の増設も進んでいる。両社は電池そのものの物流に加え、車両運行や物流拠点のエネルギー利用まで含め、協業領域の拡大を探る。
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