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オカムラ、在庫・受注の見える化を全社展開

2026年10月5日 (月)

サービス・商品ウイングアーク1stは5日、オカムラが全社サプライチェーン管理にデータアプリ基盤「MotionBoard」とデータマネジメント基盤「Dr.Sum」を導入したと発表した。経営層から各事業所までが在庫、受注、生産計画などを共通指標で把握できる仕組みを構築し、需要変動への対応や在庫適正化につなげている。

(出所:ウイングアーク1st)

オカムラでは、需要の繁閑差が大きいうえ、顧客ニーズの細分化に伴う少量多品種化が進み、工場間の受発注や輸送も増えていた。適正在庫の維持とリードタイム短縮が課題となるなか、2023年8月にMotionBoardを導入し、各事業所で生産進捗や出来高、作業工数などの可視化を進めた。24年6月には、分散するデータを集約する基盤としてDr.Sumを導入し、同年10月から全社サプライチェーン管理の運用を始めた。

現在は、納期回答、在庫、ストックアウト、受注生産品のリードタイムなどを集約した「日程管理指標」ダッシュボードを運用し、朝と14時の1日2回、登録ユーザーに配信している。異常値が確認された場合は、商品の詳細データまで掘り下げて確認できる。

▲「日程管理指標」ダッシュボード(クリックで拡大、出所:ウイングアーク1st)

また、「製品在庫検索」ダッシュボードでは、営業部門が各事業所の在庫や受注未引当在庫を横断的に確認できるようにした。短納期案件への提案や販売機会の確保、余剰在庫の圧縮に活用しているという。

オカムラは今後、MES(製造実行システム)に設備稼働ログやIoTデータを取り込み、可視化だけでなく判断や行動につなげるデータ活用を進める。全社で共通指標を用いることで、生産・販売・物流をまたぐ意思決定の迅速化を図る。

▲「製品在庫検索」ダッシュボード(クリックで拡大、出所:ウイングアーク1st)

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