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内部チェック機能の強化など命令

中部運輸局、静岡県自動車整備商工組合で不正確認

2014年4月1日 (火)

話題中部運輸局は3月31日、静岡県自動車整備商工組合から職員が組合の金を私的に流用していたとの報告を受けて検査を実施した結果、2件の不正を確認したため、内部チェック機能の強化などを命令した。

同運輸局が中小企業団体組織法の規定に基づいて検査を実施した結果、1993年から2013年の長期にわたって元東部支所長が1700万円を私的流用し、不正な会計処理をしていたことが判明。

さらに、12年6月に当時役員だった事務局長が180万円を私的流用し、これが判明した後に事実をを知った別の役員とともに不正な会計処理を行っていたことも分かった。

不正行為の確認を受け、同運輸局は3月31日付で、(1)組合の経理に関し、内部チェック機能の充実・強化を図ること(2)不正行為が発生しない適切な人事管理をすること(3)役員、職員の法令など順守意識の醸成を図ること――の3点を命じた。