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首都圏・全国配送拠点の適地

プロロジス、埼玉県北本市で7.4万m2の物流施設竣工

2014年4月3日 (木)

拠点・施設プロロジス、埼玉県北本市で7.4万m2の物流施設竣工プロロジスは2日、埼玉県北本市でマルチテナント型物流施設「プロロジスパーク北本」の竣工式を行った。

プロロジスパーク北本は、2014年度中に開通する圏央道桶川加納ICから3.5キロ、既に開通している桶川北本ICから9.3キロの地点に立地。国道17号線、関越自動車道、東北自動車道へのアクセスにも優れ、首都圏、全国への配送拠点としても適している。JR北本駅からの距離は2.4キロで、駅と施設付近を結ぶ路線バスが利用できるため、雇用確保も有利。

施設は3万5500平方メートルの敷地に地上4階建て、延床面積7万3900平方メートルのマルチテナント型施設として開発した。1階と3階にトラックバースを備え、1階の一部には両面トラックバースを採用。倉庫内の車両動線はすべて一方通行で、上り・下りスロープによって上階まで40フィートコンテナトレーラーが円滑にアクセスでき、効率的で安全なオペレーションを実現する。ワンフロア最大5000坪を確保、最小賃貸面積4000坪から最大2万坪まで、顧客のニーズに柔軟に対応する。

入居企業の事業継続性への配慮として、同社が標準仕様として導入している緊急地震速報システム、衛星携帯電話を完備。災害時、停電時に荷物用エレベーター、垂直搬送機が使用困難に陥った場合に使用する非常用搬出入用開口も設置した。倉庫内間仕切りや事務所天井の耐震性も確保している。

このほか、世界の同社施設で推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、1メガワット超の大規模太陽光発電システムを年内に導入する計画で、高さ20メートル以上の既存樹木林の保護、壁面緑化の設置など、敷地内緑化の充実を図っていることに加え、敷地外周のフェンスを後退させて道路に面し植栽帯を配置するなど周辺環境にも配慮した植栽計画となっている。CASBEE埼玉県でAランクを取得した。

■「プロロジスパーク北本」計画の概要
名称:プロロジスパーク北本
所在地:埼玉県北本市朝日2丁目
敷地面積:3万5547.07平方メートル(1万752.99坪)
延床面積:7万3928.3平方メートル(2万2363.23坪)
構造:RC造(一部S造)、地上4階建て
着工:2012年12月
竣工:2014年4月