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FOTON、南アにアフリカ向け商用車研修拠点開設

2026年10月29日 (木)

産業・一般中国商用車大手の福田汽車(FOTON)は27日、南アフリカに「アフリカ地域トレーニングセンター」を開設し、初回研修を開始した。商用車の販売拡大に合わせ、整備や故障診断、部品管理などの現地サービス体制を強化する。南アフリカを中核に、アフリカ各国の販売店やサービス人材を対象とした研修を展開する。

新施設は900平方メートルで、座学と実習エリアをそれぞれ450平方メートル設けた。80人を収容できる大型教室や24人対応の小型教室を備えるほか、実習エリアは完成車、エンジン、トランスミッション、電装、新エネルギー車の5区画に分けた。大型トラックなど同社の幅広い車種を対象に、整備や診断技術を実車で学べる構成とした。

(出所:福田汽車)

FOTONはアフリカでの車種展開拡大に伴い、販売後の整備や技術支援を現地で完結できる体制づくりを進めている。研修センターでは技術標準や整備ノウハウを共有するほか、販売店に対し、補修部品の在庫管理、整備工程、顧客対応の迅速化などサービス運営面の教育も行う。

▲研修の様子(出所:福田汽車)

同社は2026年に入り、世界の主要市場で100回近い専門研修を実施してきた。アルゼンチンでの大型トラックエンジン分解研修や、トルコでの電気バス故障診断など、地域ごとの車種や運用環境に合わせた教育を進めている。

FOTONは南アフリカでの現地生産に加え、部品供給や人材育成も組み合わせ、アフリカでの商用車事業を現地化する方針だ。車両販売だけでなく、アフターサービスまで含めた運営基盤の整備を進める。

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