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東急不動産、松戸に温度可変型の冷凍冷蔵倉庫

2026年10月29日 (木)

▲「LOGI’Q松戸コールドセンター」の外観イメージパース(出所:東急不動産)

拠点・施設東急不動産は29日、千葉県松戸市で1棟専用型の冷凍冷蔵倉庫「LOGI’Q松戸コールドセンター」を着工したと発表した。同社単独事業では初のシングルテナント型冷凍冷蔵倉庫で、2028年5月15日の完成を予定する。延床面積は1万451平方メートル、鉄骨造4階建てで、トラックバースは11台分を設ける。

施設は東京外環自動車道・松戸インターチェンジから8.2キロ、都心から20キロ圏内に位置する。北総鉄道北総線・松飛台駅と大町駅からも徒歩圏内で、消費地への配送と従業員の通勤の双方を意識した立地とした。

▲周辺地図(クリックで拡大、出所:東急不動産)

1-4階を冷凍冷蔵区画とし、1階にはトラックバースに隣接する仮置き用の冷凍スペースを設ける。2、3階には+5度から-25度まで温度設定を変更できる可変区画を採用し、保管する商品の温度帯に応じて運用を切り替えられる仕様とする。冷凍食品を中心とした需要変化や、既存冷凍冷蔵倉庫の老朽化に伴う建て替え需要を取り込む狙いがある。

省エネ面では、自然冷媒のCO2冷凍機を採用する。冷凍機の排熱を活用して冷却器に付着した霜を除去する温ブラインデフロストを導入し、ヒーター加熱方式と比べて電力使用量の削減を図る。1階荷さばきスペースに導入するデシカント除湿器でも空調機の排熱を利用する計画で、屋上太陽光発電や再生可能エネルギー由来電力の活用と組み合わせる。環境認証はCASBEE Aの取得を予定する。

▲排熱を利用したデフロストの運用イメージ(クリックで拡大、出所:東急不動産)

敷地面積は4810平方メートル。東急不動産は24年以降、冷凍冷蔵区画を備える物流施設の開発を拡大しており、千葉県内では27年6月完成予定の「LOGI’Q柏コールドセンター」に続く案件となる。横浜、広島、大阪などでも冷凍冷蔵倉庫の開発を進めており、一般的なドライ倉庫より電力負荷の大きいコールドチェーン施設で、省エネ性能を組み込んだ供給を増やしている。

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