財務・人事日本郵船が4月30日に発表した前3月期決算は、17.9%の増収となり、営業利益が2.6倍近く増える好決算となった。
定期船事業が38億円の損失(13億円の損失拡大)、航空運送事業が75億円の損失(25億円の損失拡大)となったものの、物流事業が56億円の利益(35億円増)、不定期専用船事業が470億円の利益(243億円増)と大きく伸長した。
今期は売上高2兆3160億円(787億円増)、営業利益700億円(250億円増)、最終利益350億円(19億円増)を見込む。為替レートは1ドル100円、燃料油価格は1メトリックトンあたり640ドルを想定する。
[日本郵船]2014年3月期連結決算(単位:百万円)
2014年3月期 | 2013年3月期 | 増減 | |
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売上高 | 2,237,239 | 1,897,101 | 17.9% |
営業利益 | 44,995 | 17,434 | 158.1% |
経常利益 | 58,424 | 17,736 | 229.4% |
当期純利益 | 33,049 | 18,896 | 74.9% |