サービス・商品日本航空(JAL)は7日、最新型の軽量コンテナ480台を導入し、同日から運用を開始すると発表した。
新型の軽量コンテナは、1台100キロ近くあるアルミタイプのコンテナに比べて41キロも軽くなり、1台あたりの重量は58キロとなる。素材に合成樹脂を使用し、ハニカム構造となっているため、アルミに比べて強度が高く、耐久性にも優れている。
ボーイング777-300ER型機の場合、最大で同サイズのコンテナを44台搭載可能なため、すべて新型軽量コンテナを搭載した場合、1804キロの軽量化が実現する。
成田-ニューヨーク線に当てはめると、片道で800リットルの燃油(ドラム缶4本分)を節約することが可能になり、素材の強度が高いことから修理頻度も減少するため、同社ではコスト削減につなげることができるとみている。新型コンテナはCargo Composites社製。