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日通、台湾向け海上混載「どあコン」サービスを開始

2011年3月10日 (木)

ロジスティクス日本通運は9日、定期海上混載輸送アロー・インターナショナルの新商品として、台湾向けドアデリバリーサービス「どあコン・台湾」の販売を3月から開始したと発表した。同社の「どあコン」シリーズは、シンガポール、香港、大連、中国東北地区の主要都市、タイ、ラオス向けに続くもの。

 

新サービスは、東京、横浜、名古屋、大阪、神戸、門司、博多の日本側CFSから、台湾側CFSまで海上混載を使用し、台湾国内の最終配達先までの輸送を同社グループが一貫して引き受ける。

 

また、シリーズでは初めて、一般輸入と科学園区や加工工業区向け保税転送の2通りの輸入手続きを選択できるようにしたことで、顧客の利便性向上を図るとともに、台湾での日系フォワーダー初の自社オペレーション体制を構築した。

 

これまでのシリーズと同様、着地での関税、付加価値税、税関検査などの特殊費用を除く着地側費用を含んだ円建てのパッケージ料金として設定しており、顧客はトータル物流コスト把握が容易になる。

 

配達エリアは、台北市内、日系企業が数多く進出する台湾国内の主要工業団地で、これまで台湾到着後の輸入手続きや国内輸送を別途手配していた顧客の負担を軽減し、トータル輸送コストの可視化を実現することで、高度化・多様化する台湾向け物流ニーズに対応する。

 

■問い合わせ先
日本通運
海運事業部複合輸送亜豪州チーム
山浦氏・山下氏・リム氏
TEL:03-5434-0211