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農産品一貫物流サービスの展開狙う

センコー、JA帯広大正の物流受託する2社を買収

2014年6月23日 (月)

ロジスティクスセンコーは20日、三協物流荷役(北海道河西郡芽室町)とその関連会社、三協ロジスティクスの全株式を取得し、子会社化したと発表した。

三協物流荷役と三協ロジスティクスは、北海道十勝・帯広地区で生産される農産物、雑穀類の洗浄・選別・梱包・出荷など、作業から輸送までを一貫して行う専門会社として、主に「十勝帯広のブランド農産物」を市場供給する帯広大正農業協同組合(JA帯広大正)の生産センター内で一括業務受託している。

センコーでは、三協物流荷役、三協ロジスティクスが保有するノウハウと自社の物流ネットワークを組み合わせ、農産品の選別や加工から輸送までを一貫して行う新たな物流サービスを展開するとともに、北海道発の取扱物量が増えるスケールメリットを生かし、顧客の物流効率化に取り組む考え。

また、三協物流荷役とセンコーの商事グループ各社が互いの営業力を活用し、農業分野の商流・物流一体型ビジネスモデルの構築を図る。