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物流企業で車両流出・倉庫内荷崩れ・水没・安否不明など多数

2011年3月12日 (土)

話題東北地方太平洋地震の発生を受けて、国土交通省が12日早朝時点でまとめた情報によると、物流企業では車両が流されたり、倉庫内の荷崩れが発生するなどの被害が生じている。陸運関係の被害状況は次の通り。

 

<ヤマト運輸>
福島県で5営業所、埼玉県でドライバー1人の安否確認ができない状況。建物は福島県で1か所に被害が出ており、青森、秋田県では損害の有無が確認できないという。

 

<佐川急便>
「詳細は不明」としながらも、施設への影響が出ている営業所が9か所、うち2営業所が水没しているとしている。また、7営業所では車両が流れてたが、「集配中か否かは不明」。

 

<郵便事業>
水没・浸水した支店が6支店、連絡が取れない支店が3支店、連絡が取れない社員のいる支店などが4店舗で15人程度となっている。

 

<日本通運>
仙台総括支店管内の沿岸支店を中心に、店内浸水6店舗、店内停電は「多数」となっている。また、倉庫内貨物の荷崩れが多数出ている模様。安否不明者は大船渡営業所15人、釜石営業所4人、仙台空港1人の合わせて20人。