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阪急阪神エクス、6月の輸出件数が1年ぶりに前年割れ

2014年7月3日 (木)

ロジスティクス阪急阪神エクスプレスは3日、6月の航空貨物輸出入状況を発表した。

航空輸出取扱件数は前年同月比0.4%減の1万7649件、取扱重量は9.4%増の4779トンとなった。件数が12か月ぶりに前年同月実績を下回ったものの、重量は9か月連続で増加した。

TC-1向けは中西部向や西部向が自動車関連を中心に好調を維持したほか、中米向のスポット出荷もあり、全体では重量ベースで12か月連続の対前年プラスとなった。TC-2向けは、主要仕向地のドイツ、オランダ向けの荷動きが堅調だったものの、前年の北欧向けスポット出荷の反動減で、全体では重量ベースで3か月ぶりに前年実績を下回った。

TC-3向けは、中国向けの電子部品関連や台湾向けの半導体材料関連が堅調な荷動きを維持し、全体では重量ベースで9か月連続で前年実績を上回った。

航空輸入取扱件数は0.4%増の1万6020件で、3か月ぶりに前年並みとなった。品目別では、主力のアパレル関連の一部が落ち込んだものの、自動車部品関連や一般機械部品関連が好調な荷動きを示し、落ち込み分をカバーした。