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阪急阪神エクス、航空輸出重量が11.9%減少

2015年12月3日 (木)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは3日、11月の航空輸出入取扱実績を発表した。輸出は取扱件数が1万5536件(前年同月比7.8%減)で10か月連続減少、取扱重量は4335トン(11.9%減)で4か月連続で前年を下回った。

米州(TC-1)向けは、東部、中西部向けの自動車関連、化学品関連の取扱が前年特需の反動から落ち込み、全体では重量ベースで29.4%減となり3か月連続で前年を下回った。

欧州・中東(TC-2)向けは、オランダ向けの自動車関連、フランス向けの医療関連は堅調だったが、ドイツ向けの荷動きが伸びを欠き、重量ベース2か月ぶりに前年を下回り、9.1%減となった。

このほかの地域(TC-3)向けは、タイ向けが電子部品関連、自動車関連を中心に堅調な荷動きだったほか、香港向け、台湾向けが回復基調を示した。主力の中国向けは引き続き低調に推移し、全体では重量ベースで5.2%減と2か月ぶりに前年を下回った。

輸入取扱件数は2%減の1万4374件で、17か月連続の対前年マイナスとなった。