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阪急阪神エクス、米国向け航空輸出重量22.7%減少

2015年11月5日 (木)

調査・データ阪急阪神エクスプレスは、10月の航空輸出入取扱実績を5日に発表した。輸出は取扱件数が1万7459件(前年同月比4%減)で9か月連続減少、取扱重量は5141トン(4%減)で3か月連続で前年を下回った。

米州(TC-1)向けは、西部向けが自動車関連、電子部材関連を中心に堅調だったが、中西部向けが大きく落ち込んだ影響で、全体では重量ベースで22.7%減となり2か月連続で前年を下回った。

欧州・中東(TC-2)向けは、ドイツ向け、オランダ向けを中心に自動車関連、電子部品関連が堅調で、重量ベースで3か月ぶりに前年を上回り、8.9%増となった。

このほかの地域(TC-3)向けは、アセアン諸国向けはほぼ堅調に推移したものの、中国向けは1割超の減少となった。タイ向けは自動車関連特需や電子部品関連が好調な荷動きを示し、全体では重量ベースで0.5%増と3か月ぶりに前年を上回った。

輸入取扱件数は13.6%減の1万4272件で、16か月連続の対前年マイナスとなった。