ロジスティクス日立物流は29日、食品を主に取り扱う小売業界の顧客の物流ニーズに対応するため、埼玉県内に「川口クロス・ドック」(川口XD)を開設したと発表した。
川口XDは都心から15キロ圏内、外環道戸田東IC・浦和ICから7キロに位置し、首都圏へのアクセスに優れる立地を活かして小売企業の首都圏店舗向け配送拠点として運営する。
4温度帯(0度、5度、15度、常温)の設備を完備し、幅広い食料品を取り扱うほか、自社のノウハウを活用して最適な運営体制を構築し、作業効率を高めて物量波動に柔軟に対応する。商品の保管機能を持たず、ほかの物流センターから商品を荷受けし、店舗別の仕分作業を経て配送する機能に特化する。