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近畿大、アマゾンと連携協定、教科書購入の利便性向上

2014年9月4日 (木)

EC近畿大、アマゾンと連携協定、教科書購入の利便性向上近畿大学は4日、アマゾンジャパンと「教育、研究、学生サービス充実を図るための連携協定」を締結した、と発表した。アマゾンが教育機関と連携協定を結ぶのは今回が初めて。

この協定により、東大阪キャンパスの学生は教科書の受け取りの行列から解放され、ネット上で購入することができ、最短で当日に自宅や指定したコンビニに配送されるようになる。

近畿大、アマゾンと連携協定、教科書購入の利便性向上01連携協定に基づく最初の取り組みとして、14年度後期から東大阪キャンパス(8学部、短期大学部、大学院、学生数23000人)の学生は、Amazon.co.jp内の「近畿大学教科書ストア」で教科書を購入できるようになる。学生は教科書購入先の選択肢が増え、これまで学内外の書店で事前に申し込み、引き取り時に長い行列に並ばされていた状況から解放されることになる。

近畿大、アマゾンと連携協定、教科書購入の利便性向上02また、大学で発行しているシラバス(授業計画)や紀要などの印刷物を、データでAmazon.co.jpに登録し、必要に応じて印刷物として注文できるPODを採用することにより、大幅な事務合理化とコスト削減を図る。

さらに、アマゾンの学生向け会員プログラム「アマゾンスチューデント」で、近畿大学生向け期間限定特典も10月20日まで実施される。

同大学では「東大阪キャンパス付近に大型書店がないという実情もあり、今後アマゾンのオンラインショップを通じて学生が世界中のあらゆる書籍を気軽に手に取り、本の文化に触れてくれたら」と期待しており、今後、アマゾンが提供するサービスの中で、教育、研究、学生サービスの充実につながるものを同社と連携しながら段階的に導入していきたい、としている。