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トラック7割転換、東京湾岸道路(根岸地区)整備効果

2014年10月1日 (水)

拠点・施設開通区間を走行する貨物車関東地方整備局の横浜国道事務所は9月30日、東京湾岸道路(国道357号)の根岸地区区間(本牧市民公園前-磯子駅東口交差点)開通後の整備効果をまとめた。

この区間では延長3キロ、全線4車線が3月31日に開通した。3か月経過時点の交通量は1日1万5200台で、並行して走る国道16号(8%減)や本牧通(山下本牧磯子線、37%減)などの交通量が大幅に減少、八幡橋交差点の渋滞が解消した。

また、本牧通を通行していた貨物車のうち7割が転換し、東京湾岸道路(根岸地区)を利用するようになった。沿線の企業では、開通によって輸送時間の短縮や輸送経費削減など輸送の効率化につながったなどの声が寄せられているという。

物流企業の声
「金沢区の南部市場から横浜市中心市街地までの青果物の配送は、これまで国道16号により市街地を通ると渋滞がひどく1時間くらいかかっていた。今回の開通により30-40分で行けるようになった。そのため今後は既存施設の関東圏の配送拠点化ができれば、集配送の拡大が期待できる」

「本牧埠頭から横浜市金沢区へ海上コンテナを輸送する際、国道357号から本牧通や国道16号を経由していた。開通区間を利用することにより、渋滞していた八幡橋交差点や間門交差点を通らずに済むので朝・夕のラッシュ時の通行が楽になった」