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宮越HD、映像・音響機器事業を縮小、撤退も視野

2014年10月10日 (金)

荷主宮越ホールディングスは10日、連結子会社・クラウン(東京都大田区)の電気機器事業を縮小すると発表した。

同社グループの電気機器製造販売事業は、クラウンが映像機器、音響機器などの電気機器製品を中心に、欧州や中南米、アジアなど海外で事業を展開し、長年にわたってグループ中核事業に位置付けてきたが、年々売上げが顕著に減少し、開発費や販売促進費などのコスト増加で採算性が悪化。

今後、継続的に黒字を確保することが「極めて困難」と判断し、同事業を縮小することにした。商品開発、販売促進などの新たな投資を行わず、製造も従来の見込生産方式から受注生産方式に変更。先々収益を確保できない場合は事業からの撤退も検討せざるを得ない、としている。