朝日インテック、タイ工場が復旧、代替生産縮小へ

メディカル朝日インテックは10日、昨年10月のタイ洪水の影響で稼働を停止していたタイ工場が本格的な稼働を再開したと発表した。同日からメディカル事業の主力製品「PTCAガイドワイヤー」を中心とした工程ラインが復旧した。

タイ工場では主に医療機器製品を製造していることから、高い品質管理基準を保全するための環境整備が必要になるため、排水管料から復旧までに一定期間を要した。

操業再開まで同社の瀬戸工場や大阪R&Dセンター、ベトナムのハノイ工場などで代替生産を行っていたが、タイ工場の復旧に伴い、段階的に代替生産を縮小する。