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ボーイング、737MAXの胴体縦通材製造を開始

2014年10月14日 (火)

荷主ボーイングは13日、ワシントン州オーバーンの自社施設で737MAX用の胴体縦通材の製造を開始したと発表した。胴体用縦通材は胴体の全長に取り付け、全体の強度を保つために用いる。

同縦通材は完成後、カンザス州ウィチタの施設に輸送され、737MAX初号機の胴体に組み込まれる。完成した胴体はレントン工場に移動し、最終組立工程に入る。

同社は「737MAXプログラムは予定通り順調に進捗しており、2015年に初号機の最終組立を開始する予定」としており、完成機は16年に実施するフライトテストで使用する。

737MAXは次世代737型機の派生型で、エンジンに最新のテクノロジーを活用したCFMインターナショナル社のLEAP-1Bを搭載。現時点で最高の燃料効率性を備える次世代737型機と比べ、燃料消費量を14%削減、就航当初の次世代737型機と比較すると20%の削減となる。