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東芝、業務用空調事業で米ユナイテッド社と戦略提携

2014年10月17日 (金)

荷主東芝は17日、ビル・ソリューションや産業システムを手掛ける米国の大手メーカー、ユナイテッドテクノロジーズ社と業務用空調事業で戦略的提携に合意し、覚書を締結したと発表した。

合意に基づき、東芝とユナイテッドテクノロジーズ社傘下のキヤリア社が出資する「東芝キヤリア」が、業務用空調システムを中心に今後10年間で売上倍増を目指す。現在の年間売上高は16億ドル。

また、東芝キヤリアの欧米市場向け販売、エンジニアリング、ローカル商品開発を強化するため、同地域にエンジニアリングセンターを設立するなど、海外でエンジニアリング・営業資源の投入を両社で進める。さらに、インドや北米に製造拠点を設立することも検討する。

東芝とユナイテッドテクノロジーズ社は今後、アジアで拡大が予想されるスマートシティ構想の分野やM2Mの領域でも協力関係の検討を進める。