ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

国内フェリーで初のハイブリッド推進システム搭載

JMU、商船三井フェリー向け大型フェリー2隻受注

2014年10月20日 (月)

荷主ジャパンマリンユナイテッド(JMU、東京都港区)は17日、商船三井フェリーから大型フェリー2隻を受注したと発表した。一部既報。

受注した船舶は横浜事業所・磯子工場で建造、2017年に竣工する。竣工後は茨城県の大洗港と北海道苫小牧港を結ぶ定期航路に投入される。

本船は、二重反転プロペラ(CRP)推進システム、省エネ付加物の導入、最適船型の開発で優れた低燃費性能を達成。主機駆動と電動機駆動の2つの駆動方式を持つハイブリッド推進システムを国内フェリーで初めて採用する。

これにより、通常航海時の推進効率重視の運航と出入港時の操船性能重視の運航を両立させ、定期運航が求められるフェリーを最適な状態で航行できるようにする。

主要目
全長:199.7メートル
型幅:27.2メートル
航海速力:24ノット
総トン数:1万4000トン
最大搭載人数:旅客620人+乗組員46人=計666人