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京阪電鉄、淀車両拡張用地で来年2月に物流施設着工

2014年11月11日 (火)

拠点・施設京阪電鉄、淀車両拡張用地で来年2月に物流施設着工京阪電鉄は2016年春の竣工を目指し、淀車庫拡張用地(京都市伏見区)に延床面積4万2700平方メートルの内陸型物流施設を建設する。既に開発許可を取得済みで、15年2月に着工する。

5万2900平方メートルの敷地に1万900平方メートル(A棟)、2万3200平方メートル(B棟)、8600平方メートル(C棟)と3棟の2階建て倉庫を建設するもので、既にA、C棟はテナントが決まっている。A、B棟はマルチテナント型、C棟は専用仕様の物流施設として設計した。

同社は寝屋川車両基地と淀車庫の2か所を保有しているが、周辺人口の減少などで運航列車の大幅な増強の見込みがなくなったことから、社有地の有効利用を図るために物流施設を建設することにしたもの。

現地は京滋バイパス久御山淀ICから車で4分、名神高速道路大山崎ICから6分と利便性が高く、今後は新名神高速道路の開通でさらに物流拠点の立地優位性が高まるとみられる。

施設の屋上には5300枚の太陽光発電パネルを敷設し、年間120万キロワット時の発電量を見込む。

京阪電鉄、淀車両拡張用地で来年2月に物流施設着工