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名古屋港、14年10月の取扱貨物量が0.9%減少

2015年1月26日 (月)

調査・データ名古屋港管理組合は26日、昨年10月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2803隻(前年同月比3.9%増)、総トン数は1988万トン(2.4%減)と、隻数は増加したが、総トン数は減少した。

総取扱貨物量は輸出、輸入ともに増加したが、移出、移入でともに減少し、全体で1707万トン(0.9%減)と前年実績を下回った。外貿貨物は、輸出では、自動車部品(9.1%減)が減少したが、完成自動車(5.3%増)、産業機械(7%増)などが増加したため、533万トン(2.4%増)と増加した。

輸入ではLNG(液化天然ガス)(19.7%減)が減少したが、鉄鉱石(2%増)が増加したため、654万トン(0.2%増)と増加。全体では1187万トン(1.2%増)と前年実績を上回った。

内貿貨物は、移出が264万トン(2.6%減)、移入が257万トン(8.2%減)となり、全体では520万トン(5.4%減)と前年実績を下回った。外貿コンテナ貨物量は、430万トン(0.3%減)で、このうち輸出は産業機械(5.3%増)が増加したものの、自動車部品(9.1%減)が減少し、213万トン(0.1%減)と減少した。輸入も、衣類・身廻品・はきもの(3.1%減)、自動車部品(1.2%減)などが減少したため、216万トン(0.5%減)と減少した。