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名古屋港、9月の取扱貨物量が3.5%増加

2014年12月17日 (水)

調査・データ名古屋港管理組合は16日、9月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2712隻(前年同月比5.2%増)、総トン数は1932万トン(4.1%増)と、隻数、総トン数ともに増加した。

総取扱貨物量は輸出、輸入、移出で増加したが、移入で減少し、全体で1736万トン(3.5%増)と前年実績を上回った。外貿貨物は、輸出では自動車部品(7%減)が減少したが、完成自動車(15.4%増)、産業機械(24%増)などが増加したため、525万トン(6%増)と増加した。

輸入ではLNG(液化天然ガス)(1%減)が減少したが、鉄鉱石(3.1%増)、原油(2倍増)などが増加したため、648万トン(3.4%増)と増加。全体では1173万トン(4.6%増)と前年実績を上回った。

内貿貨物は、移出が295万トン(3.6%増)、移入が269万トン(0.8%減)となり、全体では564万トン(1.5%増)と前年実績を上回った。 外貿コンテナ貨物量は、408万トン(2%増)で、このうち輸出は自動車部品(7%減)などが減少したものの、産業機械(18.9%増)が増加し、191万トン(7%増)となった。輸入は衣類、身廻品、はきもの(4.3%増)、自動車部品(7.4%増)などが増加したため、217万トン(3.2%増)と増加した。