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名古屋港、15年12月の取扱貨物量2.2%減少

2016年3月17日 (木)

調査・データ名古屋港管理組合は16日、15年12月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2771隻(前年同月比1.6%増)で、総トン数は2007万トン(4.3%増)となった。輸出が前年並み、輸入と移出が減少、移入が増加し、総取扱貨物量は1691万トン(2.2%減)と前年実績を下回った。

外貿貨物の輸出は、自動車部品(3.1%増)が増加したが、産業機械(4.1%減)が減少し、493万トンと前年並みだった。輸入では石炭(29.5%増)、鉄鉱石(28.8%減)が減少したため661万トン(2.1%減)と減少した。全体では1154万トンで1.2%減少した。

内貿貨物は移出が269万トン(10.8%減)、移入が269万トン(2.9%増)となり、全体では537万トンで(4.4%減)と前年実績を下回った。

外貿コンテナ貨物量は、413万トン(1.3%増)と前年実績を上回った。このうち輸出は産業機械(2.5%減)が減少したが、自動車部品(3.2%増)が増加したため208万トン(1.8%増)と増加した。輸入は衣類・身廻品・はきもの(3.5%減)が減少したものの、自動車部品(2.1%増)が増加したため205万トン(0.8%増)と増えた。