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名古屋港、14年11月の取扱貨物量が7%減

2015年2月17日 (火)

調査・データ名古屋港管理組合は17日、昨年11月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2760隻(前年同月比2%減)、総トン数は1832万トン(7%減)と、隻数・総トン数ともに減少した。

総取扱貨物量は輸出、輸入、移出、移入とすべて減少し、全体で1659万トン(6%減)と前年実績を下回った。外貿貨物は、輸出では、完成自動車(9%増)と産業機械(2.7%増)などが増加したものの、自動車部品(14.8%減)が減少したため、472万トン(0.4%減)だった。

輸入では原油(67.3%増)が増加したが、LNG(液化天然ガス)(19.7%減)と鉄鉱石(22.3%減)が減少したため、621万トン(7.1%減)と減少した。全体では1093万トン(4.3%減)と前年実績を下回った。

内貿貨物は、移出が391万トン(5.5%減)、移入が284万トン(11%減)で、全体では565万トン(8.9%減)と前年実績を下回った。外貿コンテナ貨物量は、391万トン(5.5%減)で、このうち輸出は産業機械(0.5%増)が増加したものの、自動車部品(14.9%減)が減少したため、185万トン(4.9%減)と減少した。輸入も、衣類・身廻品・はきもの(12.4%減)、自動車部品(4.2%減)などが減少したため、216万トン(6%減)と減少した。