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名古屋港、8月の取扱貨物量が6.9%減少

2014年11月18日 (火)

調査・データ名古屋港管理組合は18日、8月の名古屋港統計速報を公表した。入港船舶は2659隻(前年同月比3%減)、総トン数は1854万トン(5.7%減)と、隻数、総トン数ともに減少した。

総取扱貨物量は移出で増加したが、輸出入、移入で減少し、全体で1605万トン(6.1%減)と前年実績を下回った。外貿貨物は、輸出では産業機械(13%増)が増加したが、完成自動車(1%減)、自動車部品(18.1%減)などが減少したため、423万トン(6.9%減)と減少した。

輸入では原油(46.4%増)が増加したが、LNG(液化天然ガス)(19.4%減)、鉄鉱石(33%減)などが減少したため、686万トン(16.1%減)と減少。全体では1109万トン(6.4%減)と前年実績を下回った。

内貿貨物は、移出が274万トン(2.6%増)、移入が223万トン(13.6%減)となり、全体では497万トン(5.4%減)と前年実績を下回った。 外貿コンテナ貨物量は、375万トン(5%減)で、このうち輸出は産業機械(15.5%増)などが増加したものの、自動車部品(18.1%減)が減少 し、175万トン(7.4%減)となった。輸入は衣類、身廻品、はきもの(5%減)、自動車部品(6.4%増)などが減少したため、199万トン (2.8%減)と減少した。