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15年3月期第3四半期決算

東海運、人件費吸収しきれず営業益2割減

2015年2月2日 (月)

財務・人事東海運が1月30日に発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、人件費などのコスト増を吸収しきれず営業利益が19.8%減少した。

物流事業では、国際貨物輸送で中央アジア向けのパイプ輸送量が増加したほか、船舶の大型化で配船効率が向上し、海上コンテナの取扱量が伸びて増収。国内貨物輸送は、セメント関連製品の輸送量が増え、輸出関連取引が増加したことで倉庫の稼働率が上昇し、同事業の売上高は215億7300万円(2.3%増)となった。一方、部門利益は下請費の支払いコストが増加し、1.7%減益の2200万円にとどまった。

通期予想は据え置く。

[東海運]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)

 2015年3月期第3四半期20154年3月期第3四半期増減
売上高31,03830,7700.9%
営業利益621774-19.8%
経常利益686806-14.9%
当期純利益55746918.9%