財務・人事東海運が1月30日に発表した2014年4月から12月まで9か月間の決算は、人件費などのコスト増を吸収しきれず営業利益が19.8%減少した。
物流事業では、国際貨物輸送で中央アジア向けのパイプ輸送量が増加したほか、船舶の大型化で配船効率が向上し、海上コンテナの取扱量が伸びて増収。国内貨物輸送は、セメント関連製品の輸送量が増え、輸出関連取引が増加したことで倉庫の稼働率が上昇し、同事業の売上高は215億7300万円(2.3%増)となった。一方、部門利益は下請費の支払いコストが増加し、1.7%減益の2200万円にとどまった。
通期予想は据え置く。
[東海運]2015年3月期第3四半期連結決算(単位:百万円)
2015年3月期第3四半期 | 20154年3月期第3四半期 | 増減 | |
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売上高 | 31,038 | 30,770 | 0.9% |
営業利益 | 621 | 774 | -19.8% |
経常利益 | 686 | 806 | -14.9% |
当期純利益 | 557 | 469 | 18.9% |