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エコレールマーク認定受け取り組み内容公表

YKKAP、16年度までに出荷時のエネルギー15%削減

2015年3月2日 (月)

環境・CSRYKKAPは2月27日、新たにエコレール認定企業として認定されたことを受け、モーダルシフトに関連する取り組み内容を公表した。

同社は2016年度までに、国内の全拠点で出荷重量1トンあたりのエネルギー消費を10年度対比で15%削減することを目標に掲げ、拠点ごとの省エネへの取り組みと並行して、窓やサッシなど建材商品の輸送手段の多様化を積極的に進めている。

これまでの輸送手段の大半はトラック輸送が占めていたが、鉄道や船による輸送手段へ段階的に転換し、将来的には鉄道や船の輸送比率(非トラック輸送比率)を増やす計画。この場合、トラック輸送に比べてCO2排出量は6割削減できる見込みだという。

昨年9月には、500キロ以上の長距離輸送となる九州事業所(熊本県八代市)や四国事業所(香川県宇田津町)などで生産された商品が保管される中国DC(広島県内の物流センター)から、首都圏に向けた物流をトラック輸送から鉄道貨物による輸送に切り替えている。