1月の物流・倉庫平均時給1131円、前年から7％増

調査・データ製造業の求人情報サイト「工場ワークス」を運営するインターワークスは11日、同サイトに掲載されている求人広告から2015年1月の平均賃金（エリア別、業種別、職種別）をまとめ、発表した。

1月の全国平均時給は1093円（前年同期比2.5％増）と15か月連続でプラス。業種別では調査した12業種中10業種でプラスで、このうち「物流・倉庫」が1131円で79円（7％）と5％を超える伸びを示した。マイナスだったのは「オフィス・業務機器」（0.8％減）、「ゴム・プラ・石油・化学」（0.8％減）の2業種。

物流・倉庫関連では、「仕分け・梱包・ピッキング」が1％増、「ドライバー（補助含む）」が13.8％増、フォークリフトは2.4％増で、「その他軽作業・物流・配送」が1.8％増で、ドライバーが業種として伸びに寄与している。5月以降、ドライバーの時給は1300円台を維持しており、1月は1374円だった。

エリア別では北海道・東北991円（前年同期+18円、1.8％増）、関東1119円（+37円、3.4％増）、中部・東海1154円（+25円、2.2％増）、信越・北陸1039円（+17円、1.7％増）、関西1099円（+26円、2.4％増）、中国・四国1042円（+14円、1.3％増）、九州・沖縄1047円（+37円、3.7％増）――と全エリアでプラスを記録した。