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日本ガイシ、ポーランドにDPFの第二工場建設

2015年3月12日 (木)

荷主日本ガイシ、ポーランドにDPFの第二工場建設日本ガイシは11日、ディーゼル車排ガス浄化用セラミックスの需要拡大に対応するため、ポーランドの製造子会社NGKセラミックスポーランド(シロンスク県グリヴィツェ市)の第二工場を建設すると発表した。

2017年1月に生産を開始し、炭化ケイ素(SiC)製ディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の生産能力を30%増強する計画。

NGKセラミックスポーランドは同社グループで唯一のSiC製DPFの生産拠点で、04年に生産を開始して以来、主要市場の欧州で拡大する需要に対応するため、生産能力を段階的に増強してきた。

今後も需要拡大が見込まれ、既存拠点に拡張の余地がないことから、ポーランドに第二工場を建設し、生産能力を増強することを決めたもの。

第二工場は既存拠点の東方50キロにあるテュチナバ工業団地(シロンスク県ドンブロヴァ・グルニチャ市)に建設する。設備投資額は170億円で、SiC製DPFの生産能力を既存拠点と合わせて現在に比べ30%増強する。8月に着工し、17年1月から生産を開始する。

■NGKセラミックスポーランド第二工場の概要
名称:NGKCEAMICSPOLSKASP.ZO.O.第二工場
所在地:ポーランド共和国シロンスク県ドンブロヴァ・グルニチャ市テュチナバ工業団地
生産品目:炭化ケイ素製ディーゼル・パティキュレート・フィルター
敷地面積:14万7000平方メートル
建屋面積:3万6000平方メートル
投資額:170億円
着工:2015年8月
生産開始:2017年1月