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ロボトラック、自動運転で東名260キロ無介入走行

2026年7月31日 (金)

ロジスティクス大型トラック向けの自動運転システムを開発するロボトラック(東京都中央区)は7月31日、シリーズAラウンドのファーストクローズで、第三者割当増資により52億円を調達したと発表した。JICベンチャー・グロース・インベストメンツをリード投資家とし、スパークス・アセット・マネジメント、三菱UFJキャピタルなどが出資した。今後、セカンドクローズでの追加調達も予定する。

(出所:ロボトラック)

調達資金は、実証車両の増備や自動運転システムの冗長化、走行可能条件と検証シナリオの拡大、安全性評価や認証取得への対応に充てる。E2E AIや世界モデルなどを活用したフィジカルAI技術の開発、計算資源、シミュレーション、走行データ基盤への投資も進める。

同社は5月、神奈川県の厚木南インターチェンジから愛知県の豊田ジャンクションまで、高速道路260キロを大型トラックで自動走行した。安全確保のためセーフティードライバーが乗車したものの、全区間で運転操作への介入はなかったとしている。

実証では、本線走行に加え、料金所通過後の合流、車線と車間距離の維持、低速車両の追い越し、ジャンクションでの分岐、割り込み車両への対応などを確認した。経済産業省、国土交通省、投資家向けの視察会も実施し、実走行環境でシステムの作動状況を検証した。

▲ロボトラックの自動運転技術について説明

ロボトラックは2024年4月の設立以降、経済産業省や国土交通省の実証事業に参加し、関東-中部間で公道走行を重ねてきた。26年度は、豊田通商を代表とするコンソーシアムや、オリックス自動車を代表とする協議会にも参画する。

今後は、高速道路の幹線輸送だけでなく、物流施設と高速道路を結ぶ一般道や施設内まで含めた国産レベル4自動運転システムの構築を目指す。ただし、無人運転の開始時期や商用化する区間、導入価格などは明らかにしていない。

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