国内国土交通省が7月31日午後5時時点でまとめた「令和8年熊本地震」の被害状況によると、熊本県内の断水地域などに派遣する給水車は、自衛隊分を含め130台となった。熊本県内ではタクシー4事業者が停電などの影響で休業しており、被災地の生活や移動を支える輸送体制への影響が続いている。
給水車130台の内訳は、日本水道協会が63台、自衛隊が49台、国交省が18台。八代市に27台、宇城市に19台、宇土市に12台を派遣しているほか、19台は派遣先を調整している。
港湾を活用した給水支援も拡大した。調査観測兼清掃船「海輝」と「海煌」は31日午後3時、八代港内港地区で飲料水の供給を開始した。大型浚渫兼油回収船「清龍丸」と「白山」も周辺海域に順次到着する予定となっている。
海上保安庁による給水は、八代港で車両21台に20.9トン、三角港で車両19台と376世帯に26.1トンまで増えた。三角港では106人を対象に入浴支援も実施した。
一方、熊本県内の断水は10自治体、7万7000戸となり、午後1時30分時点の7万9000戸から2000戸減少した。御船町では2100戸から500戸、上天草市では7670戸から7290戸に減ったが、八代市では2万5269戸、宇城市では1万7000戸の断水が続いている。
旅客輸送では、事務所や車庫の一部損壊が確認された熊本県内のタクシー事業者が、午後1時30分時点の15事業者から20事業者に増えた。このうち4事業者が停電などの影響で休業している。高速バスは福岡、熊本両県の発着便を中心に7事業者18路線、路線バスは熊本県内の1事業者13路線で運休が続く。宅配便も5事業者で一部地域の集配停止や遅延が継続している。
道路では、九州自動車道・松橋インターチェンジ(IC)-えびのIC間の6区間と、南九州自動車道・八代ジャンクション(JCT)-田浦IC間の3区間で通行止めが続く。県道などの通行止めも4県16区間で、午後1時30分時点から変わっていない。
鉄道では、九州新幹線の熊本駅-鹿児島中央駅間と、在来線の2事業者3路線で運転を見合わせている。八代港では、全国からの海上支援を受け入れるため、支援物資を取り扱う岸壁の確保と施設復旧を進めている。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。






























