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原油輸入の中東依存度77.6%、3か月ぶりに減少

2015年5月29日 (金)

調査・データ資源エネルギー庁が29日に発表した4月の石油統計速報によると、4月の原油輸入量は1599万kl、前年同月比5.1%減と6か月連続で前年を下回った。

輸入量はサウジアラビア(490万kl、10.7%減)、アラブ首長国連邦(398万kl、4%減)、ロシア (200万kl、29.9%増)、カタール(145万kl、28.7%減)、クウェート(133万kl、58.1%増)――の順で多かった。

同月の中東依存度は77.6%で、前年同月に比べて2.3ポイント減と3か月ぶりに前年を下回った。

燃料油の生産は1500万kl(2.1%増)。油種別では、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油は増加したが、ジェット燃料油、B・C重油は減少した。

燃料油の輸入は291万kl(19.6%増)と4か月ぶりに増加した。輸出は259万kl(6.8%増)となった。

国内販売は1494万kl(6.1%増)と13か月ぶりに増加。ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油は前年を上回ったが、ェット燃料油、B・C重油下回った。在庫は943万kl(1.4%減)で8か月ぶりの減少となった。ナフサ、ジェット燃料油、軽油は増加したが、ソリン、灯油、A重油、B・C重油は減少した。