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原油輸入の中東依存度79.9%、11月の石油統計速報

2014年12月26日 (金)

調査・データ資源エネルギー庁が26日に発表した11月の石油統計速報によると、11月の原油輸入量は1468万kl、前年同月比17.3%減と前年を下回った。

輸入量はサウジアラビア(453万kl、25.6%減)、アラブ首長国連邦(389万kl、15.5%減)、ロシア(157万kl、37%増)、カタール(139万kl、34.8%減)、クウェート(94万kl、5.8%減)――の順で多かった。

同月の中東依存度は79.9%で、前年同月に比べて6ポイント減と前年を下回った。

燃料油の生産は1521万kl(3%減)と前年を下回った。油種別ではガソリン、ジェット燃料油が増加したもののナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は減少した。

燃料油の輸入は332万kl(13.3%減)と4か月ぶりに前年を上回った。輸出は252万kl(12.7%増)で7か月ぶりに前年を上回った。

国内販売は1555万kl(7.8%減)と8か月連続で減少。ジェット燃料油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油、A重油、B・C重油は前年同月を下回った。在庫は1205万kl(8.6%増)で3か月連続して前年を上回った。ナフサ、ジェット燃料油、灯油、軽油、A重油、B・C重油は増加したが、ガソリンは前年同月を下回った。