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4月の関東輸送動向、鉄道車扱貨物が16.3%増加

2015年7月15日 (水)

調査・データ関東運輸局が14日に発表した4月の管内輸送動向によると、JR貨物の管内発の荷動きのうち、車扱貨物が石油や亜鉛鉱石などの増加で前年同月と比べ、16.3%増加した。コンテナ貨物も4.3%増加した。

トラックは特別積合せ貨物が15.5%減と大きく減少したほか、トラックターミナルは8.8%減、宅配貨物取扱は4.9%減、一般トラックは3.2%減――とすべて減少した。トラックは3月の実績。

海運は、長距離フェリーが10.5%減、内航貨物船は2.7%減で、湾内フェリーは2.1倍増。湾内フェリーが大幅に増えているのは、天候などの影響による欠航が少なかったため。

港運は輸出入貨物が東京港で14%と大きく落ち込み、横浜港で2.2%減、千葉港では石炭や金属鉱の輸入の減少などで、21.4%と大幅に減少した。国内移出入貨物は横浜港では増減なし、東京港7.8%減、千葉港7.8%減だった。

航空(速報値)は、成田空港での輸出入貨物は、輸出3.9%増、輸入0.2%減となり、羽田空港は国内線貨物が2%増、国際線貨物が18.1%増となった。

普通倉庫は月間入庫高が6.4%減、月末保管残高が1.4%増。冷蔵倉庫は、月間入庫高が3.7%増、月末保管残高が10.5%増加した。