財務・人事セイノーホールディングス(HD)が6日発表した2027年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高が前年同期比7.1%増の2137億6500万円、営業利益が同36.4%増の125億5300万円だった。最終利益は52.3%増の86億1200万円となった。
主力の輸送事業は、売上高が4.9%増の1626億1200万円、営業利益が39.3%増の87億3800万円だった。特別積み合わせ貨物運送で適正運賃の収受を進めたほか、ナフサ供給混乱に関連した在庫製品の駆け込み輸送が物量を押し上げた。運行体制の最適化や積載効率の向上、配車業務の効率化、AIを含むデジタル技術による省人化にも取り組み、費用の伸びを抑えた。
西濃運輸の特積み物量は前年同期比2.9%増、一般貨物のキログラム単価は2.0%上昇した。ロジスティクス事業の売上高は9.3%増、貸切事業は13.7%増となった。輸送事業全体では、増収に加えて運行便の効率化などで営業費用の伸びを3.4%に抑えた。
自動車販売事業は、乗用車やトラックの新車販売が伸び、売上高が19.4%増の327億1500万円、営業利益が24.9%増の28億2200万円だった。物品販売、不動産賃貸、その他の各事業も増収増益となった。
第1四半期の進捗を受け、第2四半期累計の業績予想を上方修正した。売上高は従来予想から30億円引き上げ4085億円、営業利益は10億円引き上げ204億円とした。中間純利益は125億円を見込む。一方、中東情勢の影響などで今後の輸送量に不透明感があるとして、通期予想は売上高8255億円、営業利益414億円で据え置いた。
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