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2月の関東輸送動向、鉄道車扱が14.4%増加

2015年5月14日 (木)

調査・データ関東運輸局が14日発表した2月の管内輸送動向によると、前年同月に比べて5%以上輸送量・取扱量が増加したのは鉄道の車扱(14.4%増)、海運の湾内フェリー(45.5%増)、外航船輸出入横浜(10.1%増)、外航船輸出入千葉(10.1%増)、内航船移出入東京(11.6%増)、成田空港国際線輸出(30%増)、羽田空港国際線発着貨物(2.4倍増)、冷蔵倉庫月間入庫高(20.7%増)、冷蔵倉庫月間保管残高(10.8%増)だった。一方、トラックの特別積合せ(9.3%減)、トラックターミナル(5.8% 減)、長距離フェリー(17.2%減)、内航船移出入横浜(10.5%減)、羽田空港国内線発着貨物(5.9%減)、普通倉庫月間入庫高(5.8%減)は大き く減少した。

JR貨物の管内発の荷動きは、車扱貨物が石油などの増加で14.4%増、コンテナ貨物は0.1%減だった。

トラック(1月)の荷動きは、特別積合せ貨物(9.3%減)と大きく減少し、一般トラックは2.5%減、宅配貨物取扱も0.9%減、トラックターミナルは5.8%減といずれも減少した。

海運では、長距離フェリーが17.2%減、湾内フェリーは45.5%増、内航貨物船は4.3%増だった。湾内フェリーが大幅に増えているのは、天候などの影響による欠航が少なかったためとしている。

港運では、輸出入貨物が横浜港で10.1%増、 東京港で0.9%増、千葉港は10.1%増となった。国内移出入貨物は横浜港10.5%減、東京港11.6%増、千葉港3.8%増だった。

航空(速報値)は、成田空港での輸出入貨物が輸出30%増、輸入0.8%減となった。14年4月から国際便が大幅に増えた羽田空港の発着貨物は、国内線貨物が5.9%減、国際線貨物が2.4倍増だった。

普通倉庫は月間入庫高が5.8%減、月末保管残高が0.7%増となった。冷蔵倉庫は、月間入庫高が20.7%増、月末保管残高が10.8%増だった。