調査・データ上海航運交易所が5日公表した2026年7月の中国沿海ばら積み貨物運賃指数は、月末時点の総合指数が1225.04となり、前月末比10.2%上昇した。中国各地の高温で沿海部の発電所における石炭消費が増えたほか、台風に伴う長江流域の航行規制で船舶の回転率が低下し、利用可能な船腹が引き締まった。一方、月間平均は1146.03で、前月比8.4%低下した。
石炭運賃指数は月末に1295.07となり、前月末比13.4%上昇した。高温による発電所の補充需要に加え、台風で港湾の航行停止や船舶の避難が発生し、スポット市場で利用可能な船腹が引き締まった。秦皇島港-張家港間の4万-5万重量トン級船の運賃は月末に1トン当たり46.9元となり、前月末から20.7元上昇した。秦皇島港-広州間の6万-7万重量トン級船は48.7元で、11.6元上昇した。
金属鉱石運賃指数は月末に1133.23となり、4.8%上昇した。高温や降雨で建設需要が低迷し、鉄鉱石の荷動きは伸び悩んだものの、台風による港湾混雑と船舶回転率の低下が運賃を押し上げた。月間平均は1075.31で6.9%低下した。
穀物運賃指数は月末に1268.8となり、11.4%上昇した。月前半は港湾在庫の高さや取引低迷で運賃が弱含んだが、後半は穀物取引の回復と、台風による船舶回転率の低下を受けて上昇した。月間平均は1190.59で11.9%低下した。
石油関連では、製品油運賃指数が月末に1331.61となり5.2%上昇し、原油運賃指数は1621.71で1.0%上昇した。製品油は、ガソリン需要が上向いた一方、豪雨や高温、農閑期の影響で軽油需要は低調だった。
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